電気工事士は未来の世界を創る仕事。そのかっこよさを知ってほしい!【フジ矢公式スポンサードプロ電工 KUROKIN Master Builder 谷川 文啓

 

 

「業界を盛り上げたい」という熱い想いを抱きフジ矢の公式スポンサードPRO電工 KUROKIN Master Builderとして活躍する、現役の電気工事士へのインタビュー企画第三弾。今回はYouTubeやインスタグラムで人気の谷川文啓さんに、現在の活動内容や仕事の魅力をお聞きしました。 

 

成功体験が自信につながって、難しい現場にもワクワクできる

 

電気工事士になったきっかけは?

谷川

叔父が電気工事士で、小学校の頃から現場に連れて行ってもらい、手伝いをしていました。
その時に、配線だけでなく照明器具の設置や大工仕事などいろんなことができる叔父の姿を見て、面白い仕事だな、と思ったんです。
もともとものづくりが好きだったので、高校から電気科に進みました。

叔父さんからはどんなことを教わりましたか?

谷川

現場に行ったら、とにかく自分から「おはようございます!」と挨拶をしろと教えられました。
年配の職人さんとのコミュニケーションは難しいこともあるのですが、それでも毎日挨拶を続けているとだんだん反応が変わってくるんですよ。
特に「缶コーヒーの魔力」を活用しています(笑)。
休憩時間に、自分だけじゃなく、他の職人さんの分のコーヒーも買って渡すんです。
それだけで仲良くなれて、「今日はどこの作業やるの?」とこちらの仕事の流れにも配慮してくれるようになります。
すると現場の段取りもスムーズに進むので、コミュニケーションは本当に大事ですね。

難しいことはありますか?

谷川

「現場は生き物」とよく言われるように、実際に現場に行くと図面とは違うことが多々あります。
その場で配線ルートを考えて工夫しないといけないのが難しいですね。
ただ、考えることをやめなければ必ず答えは見つかります。
うまくいくと達成感が大きいし、その経験が自分の財産にもなります。
次の現場にもワクワクしながら「難しい現場、来い!」と思えますね。

 

技術にも腰道具にもこだわって、自分を売り込んでいく

 

スポンサードプロ電工に応募した理由は?

谷川

この業界が好きなので、もっと若い人に面白さを知ってほしいと思いました。
それに僕自身も、大げさかもしれませんが、普通の電気屋では終わりたくないな、と。
人とは違ったことをしたいと思っていた時に、スポンサードプロ電工のことを知り、面白そうだと思って応募しました。

現在はどのような活動をしていますか?

谷川

電気工事士の先輩のYouTubeチャンネルで、業界のことや電気工事の技術のこと、工具のことなどを紹介しています。
現場で声をかけられることが増えたので、怠けられなくなりました(笑)。
正しく説明するためには自分自身も勉強しないといけないので、知識も増えましたね。
KUROKINのことを知ったのも、この活動がきっかけです。

KUROKINの使い心地はどうですか?

谷川

フジ矢の工具は以前から使っていましたが、KUROKINはまさに「これを待ってたんだ!」という感じです。
例えばニッパ一つとっても、線の切れ心地や掴みやすさ、手への馴染み感など、その感触で現場での気持ちが上がります。
これまでは「次はどの工具を買おうかな」と探していましたが、今はそれがなくて「こいつ以外は考えられない」という気持ちにまでなっていますね。

谷川さんの相棒ですね。

谷川

はい。
腰道具にしても、少し前までは「使えればいい」と思っていましたが、いろんな職人さんとの繋がりができてからは自分好みにカスタムするようになりました。
特にKUROKINはシリーズで統一すると引き締まります。
インスタグラムにアップすると「映えますね」とか「どこで売ってます?」とか、コメントもよくいただきます。
顔も知らない人とのコミュニケーションが増えて、楽しいですね。

SNSを通して世界が広がっているのですね。

谷川

そうですね。
インスタグラムは特に、自分を売り込む場。
「今の自分にはこんなスキルがある」「こんな仕事できます」と発信して、新しい仕事につなげたいと思っています。
逆に「この人と仕事がしたい」と思える人との出会いもあります。
実際に一緒に仕事をする機会があると、やり方を見せてもらって「この人はこんな技術を持っているのか」と勉強になることも多いですね。

頭にひらめいたことをそのまま形にできる面白さ

 

今後挑戦したいことは?

谷川

高校生に会いに行って、この仕事のイメージを変えたいと思っています。
「現場」と聞くと作業服を着て埃まみれになる仕事、というイメージがあると思いますが、今は作業服や腰道具など見た目にもこだわっている職人さんがたくさんいます。
それに、地味に見えるかもしれませんが、花形にもなれる仕事です。
例えば、映画で観るような近未来のハイテクな世界だって、僕たちのような電気工事士がいてこそ成り立つ。
そこを知ってほしいですね。

どんな人が電気工事士に向いていると思いますか?

谷川

この仕事は、勉強よりもひらめきが大事。
頭にひらめいたことをそのまま形にできるのが、ものづくりの面白いところです。
だから、常に探究心と好奇心を持てる人なら、必ず楽しめると思いますよ。
例えば、シャーペンを分解して構造を見てみるなど、身近なところからで構わないので「中はどうなっているんだろう?」と興味を持ってみてほしいと思います。

電気工事士を目指す人にメッセージを!

谷川

電気を必要とするモノや場所は年々増えています。
扱う機器も変わるし、新しい技術や新しい工具もどんどん出てくるので、勉強もしなければいけませんが、変化があって楽しいですよ。
ぜひ一緒に楽しみましょう!