Nippers with two oblique blades

この斜ニッパは、通信設備工事ユーザーの声から生まれました。具体的には、斜ニッパのKUROKINモデルを欲しいというインスタライブでの要望から、製品開発が始まりました。すでに他のKUROKINシリーズを持っているユーザーからの「揃えておきたい」というリクエストに応える形で、このニッパを製品ラインに追加しました。

通信工事や音響設備配線、LANなどの通信工事、火災報知器、インターフォン配線など弱電関係での作業、音響設備関係、精密機器などの配線作業時、この斜ニッパは非常に役立ちます。

 特に、刃部が斜めになっており、通常のニッパで通しにくい部分に刃先が届きやすいのが一つの大きな特長です。これにより、狭いスペースでの配線作業が格段に楽になります。また、本体が角タイコで細く、作業の際に滑りにくい成形グリップを採用しています。これにより、長時間の作業でも手に負担がかからず、安全性も確保されています。さらに、刃が平行に動くため、平行線の割線作業もスムーズに行えます。

また、インシュロックや撚り線がきれいに切れるだけでなく、先端部はテコのように使えるため、ステップルの抜き取りも容易です。新築の現場などで工具を落としても床を傷つけないという、配慮がされています。現場作業のトラブルを未然に防ぎ、作業者の信頼性を保つための重要な要素です。 また、ワンポイントでゴールドに輝くデザインは、ただ機能的なだけではなく見た目にもこだわった高級感を感じさせます。